前回まではこちら
子宮内膜症で手術した話①〜発覚から手術決定まで〜 - Beautiful Rain
子宮内膜症で手術した話②〜入院荷物と現実〜 - Beautiful Rain
子宮内膜症で手術した話③〜入院生活〜 - Beautiful Rain
無事入院と手術を終えました。術後はあっちこっち痛かったし、実は入院中ずっと微熱で看護師さん達には本当にお世話になりまくりました…
さて今回は退院後とその後私がどうなったのかのお話。
現在進行形で治療は続いているので、とりあえず現時点でって事にします。
まずは退院後の諸々について。
(出血について)(初っ端がこの話題ででごめんなさい)
退院した後約1週間ぐらいは出血が続いてました。
(多分1ヶ月ぐらいは多かれ少なかれ出るかもと言われた)
元々正常周期であれば手術後に生理が来る予定だったので、これは果たして手術によるものなのか生理なのかは不明です。
術後入院中に看護師さんと執刀医に相談したら
「生理は内臓いじってるから遅れる人が多いけど周期通りに来る人もいる」(ニュアンス)
と言われて、てっきり絶対遅れるものだと思ってたのでめちゃくちゃびっくりしました。
術後外来で改めて主治医に聞いたけど結局どっちの出血だったのかは分からず。人間って分からないね。
(痛み、傷について)
続いては痛みと傷について。
傷は全部で4箇所。下腹部3箇所とお臍で大きくても1センチちょっとぐらい??めちゃくちゃ小さいです。これは本当腹腔鏡手術の大きなメリットの一つです。
しかも表面縫ってないので跡は目立たなくなる…予定…(予定は未定)
退院時点で傷は塞がってはいましたが、やっぱり笑ったり咳したら痛い。カメラ入れられたお臍が1番傷が大きく、ここだけは中身が出てこないように中の筋肉?を溶ける糸で縫ってるそう。(そりゃ痛いわ)入院中は1日3回で痛み止め飲んでましたが、退院時は頓服という形で数回分いただきました。結局退院後数日は入院中と変わらず毎食後飲んでました。(出かけたりするのに予防的に飲んでたのもある)
でも日を追うごとに咳しても痛く無くなりはしました。
傷の方はそんな数日じゃ治らないので長くて見ときます。1〜2ヶ月ぐらいかな。
(入浴について)
術後2日目からシャワー浴びられていましたが、実は術後1ヶ月ぐらいは入浴はできずシャワーのみで生きてます。(お風呂大好き人間にはつらかった)
退院から約1週間後の術後外来であと2〜3週間ぐらいは我慢しましょうって言われました。(浴室暖房かけても寒い無理)
(日常生活について)
まあ普通に生活はできます。だって退院後4日目にはコンサート行ってたし。しかも2日間。(気合いで)
でもいきなり遠出した訳ではなく、徐々に行動範囲を広げて、めちゃくちゃに重たい荷物は持たないように…(看護師さんには普段の買い物とかで手に持てる範囲ならいいよって言われた)
退院後1週間は安静が理想と言われていたので、無理はない範囲で、自己責任で、動いてます。
退院後はひとまずこんな感じでゆっくり日常に戻していきました。無理は禁物です。(お前が言うなって言われそう)
さて、続いては今後について
結果からお話しすると、ピルで治療を続ける事になりました。
術後手術内容の説明を受けた時に、内膜症の腫瘍の焼き切りと一緒に色んな臓器に癒着してた部分を剥がす手術も一緒にしてもらった私。
主治医にそもそも子宮内膜症は再発リスクが高いので薬剤治療がオススメだよとは入院前も術後も言われてたので、驚きも無かったのですが、まあ今後を考えると先は長いな…という気持ちは正直あります。
4回にわたって書いてきましたが、最後に。
精神的に参って通院するようになってから
「起こってしまった事は運命だししょうがない」とだいぶ思えるようになってきた私ですが、
もしかしたら学生の時にちゃんと治療をしていればこんな入院手術なんて大事にならなかったのかもしれない…
という気持ちは今だに少しあるし、
病院がオフィス街にある事もあって、同世代の人たちが社員証さげて楽しそうにランチに行ってる姿見ると
「なんで私はあんなふうになれなかったんだろう…」
と落ち込んだりもしました。
あとはあんまりマイナスな事は言わないようにしてくれていた家族も
「学生の頃引きずってでも産婦人科行けば良かった」
と言われたのが本当に印象的で。
本当にその通りだと思います。
生理は痛くないのが普通。
身に沁みました。(あの頃の私、これは嘘じゃないからちゃんと病院行け)
毎月の事だからだんだん痛みにも慣れてくるし、女性は男性と比べて耐性があるらしいし(看護師さん談)、何より生理って人とは比べられないから何が普通か分からない。
少しでも違和感や痛みがあるなら相談してみてもいいかもしれません。っていうか産婦人科怖くないから定期的に行くべき。
そんな事を思った出来事でした。
このシリーズが少しでも誰かの参考になったり、婦人科行ってみよう!って後押しになればいいなと思います。